So-net無料ブログ作成

◆ストレスから歯痛に [歯科診療]

シリーズ痛み こころ (読売・医療大全より)

―ストレスから歯痛に― 

 販売接客業のA子さん(45)は1998年春、朝起きて、右上の歯にジンジンと響く痛みを感じた。歯科医院では、虫歯は見つからなかったが、痛みは増すばかり。

 10か所以上の歯科や病院を受診したが、原因はわからない。「つらい痛みがなくなる可能性が少しでもあるなら」と歯を2本抜いたが、痛みは続いた。

 2000年5月、静岡市立清水病院口腔外科の井川雅子さん(歯科医師)を受診。
歯や周囲の組織に異常が見つからない「非定型歯痛」と診断された。
井川さんは東京女子医大東医療センター(東京・荒川区)精神科准教授の山田和男さんと協力し、原因不明の痛みの治療に取り組んでいる。

 ストレスや不眠、過労がきっかけで起きやすい。女性に多く、夫や義母との確執や、職場の人間関係の悩みを抱えているケースが多い。歯科治療後の発症もよくある。治療の痛みや不快感がストレスになったと考えられるという。

 「痛みの原因がストレスとは思いもよらなかった」とA子さん。
思えば、痛みが始まったのは、離婚して幼い息子との生活を軌道に乗せるのに必死なころだったという。
いったんは治ったが、2000年以降も2回再発。それぞれ、転職直後に新しい人間関係を築くのに大変だった時期と、上司のセクハラで悩んでいた時期と重なった。

 検査をしても異常が見つからないため原因不明とされ、「心の持ちよう」「気のせい」と片づけられてしまうことが少なくない。ストレスで脳の回路に異常が起き、ささいな刺激を耐え難い痛みに感じたり、異常がないのに勝手に痛みを作り出したりするせいだと考えられている。

 治療には抗うつ薬が用いられる。よく使われるのは三環系のアミトリプチリン(商品名・トリプタノール)で、A子さんは1年ほどで痛みは消えた。脳の働きを調節する作用があり、こうした痛みに効果がある。

 山田さんによると、経過が長い人、治療を漫然と続けてきた人は薬が効きにくい傾向があるほか、「痛みについて考えすぎる人も効果が出にくい」、と。

 こういう場合には、一人でぼんやりする時間を減らし、趣味や仕事に集中し痛みを忘れる時間を多く作るようアドバイス。水を飲んだり腹式呼吸で息を整えたりするなど、患者自身が痛みを和らげる方法を見つけるための指導を、同病院では行っている。

◆複数のクリニックなどで診て貰っても何の異常も見つからないとき、精神的な問題。ストレスを考えてみることが必要だ、ということですね。この分野の医療機関や医師の連携がもっと進むと良いですね!

◇◇◇◇◇◇◇
◆病院案内ページ
◆のあ いちいHP
◆日記帳
◇◇◇◇◇◇◇


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。